あなたは自分の平熱を知っていますか?
最近は低体温の人が多いようですが、低体温はあまり健康にとって良くないのです。
平熱の高い低いは健康にどんな影響があるのか?
平熱は何度ならいいのか?体温と免疫力とはどんな関係があるのか?
健康と平熱についての情報をこれからお伝えします。知らないと損しますよ!
平熱とは何?自分の平熱を確かめよう
冒頭にも書きましたが、あなたは自分の平熱を知っていますか?
健康的な日本人の平熱は36.5度~37.1度ぐらいです。かっては37度は発熱では?と言われましたが、現在ではほとんどが平熱の範囲内です。
少し前までは平熱の基準がありましたが、37度が平熱の人もいるように平熱は人によって違いますので、現在その基準は無くなりました。
ちなみに平熱が高い人は運動選手に多く見受けられるんだぜ。
平熱を測る時間
体温を測るタイミングは起床後、午前中、午後、夜の4回測ります。その時は食後や風呂上がりや運動後の30分以内は避けて体温測定します。
体温は朝が低く夜が高いことが調査で分かっています。このように平熱は時間によって違います。自分の平熱の傾向を知っておきましょう。
感染症法では、37.5度以上を「発熱」、38.0度以上を「高熱」と分類していましたが、平熱は個人差があるということでこの基準は廃止されました。
正しい体温計の使い方
最新型の体温計は非接触型体温計ですが、すでに安い価格のものが出回っています。非接触型体温計はさておき、接触型の体温計の場合は、脇下で測定するものが一般的です。
測定するときは斜め下から脇の一番くぼんでいるところに感熱部を当てます。
体温計をセットしたら腕を身体に密着させ、手のひらを上向きにするとしっかり脇が締まりますよ。
測定の仕方によってはうまく体温が測れないときがあります。いつもの平熱と違う場合はもう一度測り直してください。
先日ネットで売っていた非接触型の体温計だ。
1698円と安かったので買ってみたが、測定時間も短くて非常に便利で重宝している!
免疫力と体温の関係性
体温と免疫力の関係ですが、結論から先に言うと体温を上げると免疫力も高くなります!
血中には免疫細胞の白血球が有害物質の排除するため巡回しています。体温が上がると血液の流れが良くなるので白血球の巡回も上がるので免疫効果が上がります。
体温が1度下がると免疫力は30%下がると言われています。まずは自分の平熱を調べてみましょう。
また、風邪をひくと熱が出るのは、体温を上げることで免疫細胞を活性化させ、細菌やウィルスに対抗するための防御機能といわれています。
熱が出ているということは免疫細胞が細菌やウィルスと戦っているということです。
平熱が35度の私に37度の熱は辛いわ!
平熱が高いということは免疫力が高く強い身体といえます。逆に低体温の人は免疫力が下がって病気になり易い身体なので注意が必要ということです。
平熱が低い人は冷え症なの?
平熱が36度以下の人を低体温と言います。そして、低体温の人=冷え症、と良く勘違いされますが両者は全く関係ありません。
冷え症とは手足の先など上腕部、大腿部などがいつも冷えているような感覚にある状態をいいます。そのため、病気としての定義は確立していません。
低体温は平熱が36度以下というだけで疾患ではありませんが、免疫力が低下している状態なのであまり良いことではありません。この低体温は現代人に多く見られるようになりました。
平熱を高くするにはどうすればいい?
平熱が低すぎると免疫力が下がるのはわかったけど、じゃあ平熱を上げることはできないの?
平熱を上げることはできます!
そのためには筋肉を増やすことです。
衰えた筋肉を復活させて平熱を上げましょう!
現代人に多くみられる低体温の原因は筋肉量の減少です。
若いころと違い社会人になるとデスクワークなどが増え、あまり体を動かさなくなるので筋肉の量が落ちてきたのが原因です。
数十年前までは電化製品も少なく自動車も普及していなかったため、家事や仕事、移動も自分の体を動かしていたので筋肉量の低下は今ほどではなかったでしょう。
筋肉は人間の内燃機関です。運動すると身体が暖かくなることからもわかるように筋肉が体温を左右しているのです。
だから、筋肉が少なくなれば基礎代謝が下がり、基礎代謝が下がるとエネルギーが燃焼されずに内臓脂肪になって蓄積されていきます。
内臓脂肪が増えれば生活習慣病のリスクは大きくなります。
高齢者に低体温の人が多いのは加齢とともに筋肉の量が少なくなっているからです。高齢者のかたも散歩など体を動かすことが大事です。
普段の生活で平熱を上げる工夫をする
※入浴は簡単に体温を上げる方法です。毎日10分程度浸かるのが重要です。
※近くなら歩く!1日30分をめどに歩くよう心がけましょう。
※スクワットを1日30回する。最初は無理をせずできる範囲でやりましょう。
※水よりも白湯を飲む。水は身体を冷やすのでぬるい白湯を飲みましょう。
まとめ
低体温は免疫力を低下させ、病気になり易い身体になることがお分かりいただけましたか?
体温は筋肉の量と比例の関係にあるので、筋肉を衰えさせないように軽い運動を生活の中に取り入れる必要があります。また、入浴など身体を冷やさないような対策も必要です。
私は数年前の健康診断では体温が35.8度くらいしかなかったのでびっくりしたよ。その後は毎日腕立てやスクワットをして筋肉を増やし、やっと36.5度と今は正常値になった。やはり筋トレも重要であるな!
コメント
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